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ライラック(リラ、ムラサキハシドイ)

春の穏やかな日射しをあびて、あたりに放香を漂わせるライラックの花。ゴールデンウィーク頃、枝先に淡紫色の円錐花序をつけます。寒さに強いライラックは、別名「リラ」とも呼ばれ、涼しい気候を好むため、北海道で多く植えられています。
ヨーロッパ東南部原産で、日本には明治の中頃に渡来。淡紫色の他に、白色、桃色、濃紫色などの園芸品種があります。
シンボルツリーとして人気があり、香水や芳香剤の原料としても利用されています。
 
科名:モクセイ科の落葉低木
樹高:2~4m
花期:4~5月
 
 
 

[植え方]
長さ約1センチの筒形の先が4裂するライラックの花冠。4枚の花びらが一般的ですが、
まれに5枚あるものがあり、それを見つけると幸せになれるという言い伝えがあります。
幹が直立生なので、さほど枝が混まずに狭い場所にも植えられ、春に咲く花は良い放香を漂わせるため、
シンボルツリーとして人気の高い花木です。

寒さに強く暑さに弱い冷涼地向きの樹木なので、夏の強い西日が当たらない水はけの良い場所を選びます。
根鉢より大きめに掘った植え穴に、完熟堆肥や腐葉土をたっぷりとすき込み、やや高めに植え付けます。
また、植え付け後、日射しから根元を守り乾燥を防ぐ目的で、完熟堆肥等で根元を
マルチングしてあげるとよいでしょう。高めに植え付るので、支柱は必ず必要です。
幼苗のうちは鉢植えでも栽培可能ですが、根鉢より二回りほど大きめの鉢を選び、
2~3年に一度植え替えが必要になります。
※弊社販売店グリーンショップにて、現在ライラックの苗木(淡紫花、白花)を販売しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

[剪定・整枝]
放任して育てても自然に樹形が整いますが、開花枝を充実させ翌年の花房を大きくさせるために、
花が終わった直後に強剪定します。6~8月頃には翌年の花芽を形成しています。
夏に新梢を剪定すると花芽を切ることになるので避けます。
込み入った枝を間引く場合は、落葉後に枝元から切り落とします。

[肥料]
1~2月頃、寒肥として株の周囲に鶏糞を埋め込みます。

[病害虫]
5~7月頃、枝や幹がカイガラムシの寄生で真っ白になることがあります。樹勢は著しく衰えます。
殻に覆われると薬剤を散布しても全く効果が無いので、樹幹をブラシなどで擦り、
カイガラムシを剥ぎ落とします。なお幼虫孵化期には、スミチオン、スプラサイドなどの薬剤を散布します。

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