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ヒペリカム・カリシナム(セイヨウキンシバイ)

遠目からもかなり目立つヒペリカム・カリシナム。
大きく鮮やかな黄金色の花びらと、花びらよりも更に長い雄しべが立ち上がってみえます。直径8cm前後の大きな花を6月頃から次々と咲かせ、7月頃までとなってはいますが、弊社事務所前のヒペリカム・カリシナムは初冬までポツポツと咲き続けていました。
ヨーロッパ南部原産。耐寒性があり、成長しても草丈が30cm内外と矮性でよく分岐し、刈り込まなくとも自然に形が整うため、グラウンドカバープランツにもってこいの花木です。
 

科名:オトギリソウ科の常緑又は半常緑低木
樹高:0.3m内外
花期:6~7月頃
 
 
 

[植え方]
夏のあいだ、次々と黄金色の美しい大ぶりの花を咲かせてくれるヒペリカム・カリシナムは、
和名を「セイヨウキンシバイ」とも言い、ヨーロッパ南部が原産。近縁種に、ビヨウヤナギ(美容柳)、
キンシバイ(金糸梅)、ヒペリカム・ヒデコート等があり、どれもオトギリソウ科なので、
草花のオトギリソウによく似た花が咲きます。特にビヨウヤナギにそっくりで、ぱっと見判りづらいのですが、
葉の大きさや形、蕾の形等が違います。また、花屋さんで「ヒペリカム下さい」と言うと、
アレンジに用いるヒペリカム・アンドロサエマムであることが多く、これも同じく近縁種です。
花後の赤くて可愛い実を使います。

日なた又は半日陰の腐植質に富んだ適湿な場所を好みます。
樹高は30cm内外でよく分岐し、仲間のビヨウヤナギやキンシバイの中でも丈が低く、また耐陰性があるので
密生したグラウンドカバーとして、樹木の根締めや傾斜地、建物の周りや園路の列植など、
和洋様々な用途に利用できます。北海道南部から沖縄まで植栽可能。

根鉢より大きめに掘った植え穴に、完熟堆肥又は完熟腐葉土をすき込み植え付けます。
余った堆肥又は腐葉土を根元にマルチングして、夏の乾燥から防ぎます。支柱は必要ありません。

[剪定・整枝]
樹形は刈り込まなくても自然に整うので、剪定や整枝は特に必要ありません。
込みすぎていると思う場合は、花後に整枝します。

[肥料]
肥料はさほど必要としません。
3月頃、根元に化成肥料を適量施します。

[病害虫]
病害虫の発生はほとんどありません。
剪定要らず、薬剤要らず、肥料適宜で年間の管理が楽チンなうえに綺麗な花が長々と咲くという、
なんともありがたい樹木です。

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