まるで金平糖のお菓子のような可愛らしい蕾のカルミア。咲くとパッと傘をひろげたような五角形の花は、思わず近づいて何の木だか確かめたくなる、存在感たっぷりの常緑低木です。
北アメリカ東部原産で、日本へは大正時代に渡来しました。
品種改良が盛んに行われ、中でも花弁の外側が濃く内側が淡紅色の「オスボレッド」は、人気の高い園芸品種です。
 
科名:ツツジ科の常緑低木
樹高:1~2m
花期:5~6月
開くと傘のようで可愛いですよね~♪
 
 
 
[植え方]
初めて弊社販売店でカルミアを見たというお客さまが、必ず立ち止まり近づいてから言われる、
「まぁ~!可愛い!これ何ていう木??」見飽きることのない可憐な花は、直径1.5cmほどの椀形で5裂し、
枝先に数十個固まって開きます。幹はなかなか太らず、且つ枝が混まない常緑低木ですので、
狭い場所や鉢植えにも適しています。アメリカ合衆国コネチカット州とペンシルバニア州の州花。

寒さに強く暑さにも強い樹木なので、全国にて栽培可能。
日なたを好みますが、乾燥した強い西日が当たる場所は葉灼けを起こし樹勢も徐々に衰えるので、
落葉樹の下や強い西日の当たらない、風通しの良い場所を選びましょう。
根鉢より大きめに掘った植え穴に、完熟堆肥+ピートモス(水苔を乾燥させ細かくした園芸用土)
を混合させたものをすき込み植え付けます。
乾燥した土壌を嫌うため、完熟堆肥等で株元をマルチングします。
支柱は特に必要ありませんが、積雪等で枝が折れやすいため注意が必要です。成長が遅いので、
鉢植えを購入し庭に植えると、残念ながら少々見劣りします。庭に植えるカルミアは、
ある程度ボリュームのある苗木を購入される事をお勧めします。

※現在、弊社販売店グリーンショップにて、カルミアの開花株を販売しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

[剪定・整枝]
放任しても自然に樹形が整うため、剪定は必要ありません。
但し、毎年開花させるためには、花が終わった直後に花がらを摘んでやることが大切になります。
花がら摘みを怠ると、果実となり翌年の花付きが非常に悪くなったり、隔年開花となります。
こまめに花がらを摘んであげましょう。

[肥料]
寒肥として、株の周囲に完熟堆肥+ピートモス
を敷きます。

[病害虫]
6~10月頃、ハマキムシが発生することがあります。
スミチオン1000倍液を散布します。

春の穏やかな日射しをあびて、あたりに放香を漂わせるライラックの花。ゴールデンウィーク頃、枝先に淡紫色の円錐花序をつけます。寒さに強いライラックは、別名「リラ」とも呼ばれ、涼しい気候を好むため、北海道で多く植えられています。
ヨーロッパ東南部原産で、日本には明治の中頃に渡来。淡紫色の他に、白色、桃色、濃紫色などの園芸品種があります。
シンボルツリーとして人気があり、香水や芳香剤の原料としても利用されています。
 
科名:モクセイ科の落葉低木
樹高:2~4m
花期:4~5月
 
 
 

[植え方]
長さ約1センチの筒形の先が4裂するライラックの花冠。4枚の花びらが一般的ですが、
まれに5枚あるものがあり、それを見つけると幸せになれるという言い伝えがあります。
幹が直立生なので、さほど枝が混まずに狭い場所にも植えられ、春に咲く花は良い放香を漂わせるため、
シンボルツリーとして人気の高い花木です。

寒さに強く暑さに弱い冷涼地向きの樹木なので、夏の強い西日が当たらない水はけの良い場所を選びます。
根鉢より大きめに掘った植え穴に、完熟堆肥や腐葉土をたっぷりとすき込み、やや高めに植え付けます。
また、植え付け後、日射しから根元を守り乾燥を防ぐ目的で、完熟堆肥等で根元を
マルチングしてあげるとよいでしょう。高めに植え付るので、支柱は必ず必要です。
幼苗のうちは鉢植えでも栽培可能ですが、根鉢より二回りほど大きめの鉢を選び、
2~3年に一度植え替えが必要になります。
※弊社販売店グリーンショップにて、現在ライラックの苗木(淡紫花、白花)を販売しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

[剪定・整枝]
放任して育てても自然に樹形が整いますが、開花枝を充実させ翌年の花房を大きくさせるために、
花が終わった直後に強剪定します。6~8月頃には翌年の花芽を形成しています。
夏に新梢を剪定すると花芽を切ることになるので避けます。
込み入った枝を間引く場合は、落葉後に枝元から切り落とします。

[肥料]
1~2月頃、寒肥として株の周囲に鶏糞を埋め込みます。

[病害虫]
5~7月頃、枝や幹がカイガラムシの寄生で真っ白になることがあります。樹勢は著しく衰えます。
殻に覆われると薬剤を散布しても全く効果が無いので、樹幹をブラシなどで擦り、
カイガラムシを剥ぎ落とします。なお幼虫孵化期には、スミチオン、スプラサイドなどの薬剤を散布します。

名前の通り、枝が3つに分かれるミツマタ。その1本の枝がまたまた3本に分岐します。富山県はちょうど今からが開花。
まだ新芽が展開していない前年枝の先端に、下向きに咲く可愛い半球状の花序を付けます。良い香りを放つ黄金色のミツマタは中国原産。アカバナミツマタは赤花の園芸品種です。
樹皮の繊維が丈夫なため、現在も和紙や紙幣の原料として広く利用されています。
 
科名:ジンチョウゲ科の落葉低木
樹高:1~2m
花期:3~4月
 
 
 
 
[植え方]
中国原産のミツマタ(三又)は、もともとは製紙用の原料として日本に渡来し、丈夫な樹皮は紙幣や
和紙の原料として使用されています。また、庭木としての鑑賞価値も高く、半球状に咲く花の美しさや芳香、
そして名前の由来通り、枝が3本に分かれるユニークさから、弊社販売店グリーンショップでも入荷後即完売
してしまう、人気の樹木です。黄花のミツマタを購入後、その魅力から翌年赤花を購入される方が多いのも
頷けます。花の内部が赤いアカバナミツマタは園芸種で、内部が黄金色のキバナミツマタが在来種です。
樹高1~2mとコンパクトサイズで、3本に分岐することにより、玉仕立てのような樹形に自然に整います。

一日中日が当たる水はけの良い場所に、根鉢よりやや大きめの植え穴を堀り、完熟堆肥又は腐葉土を
たっぷりとすき込み植え付けます。よほど風あたりの強い場所で無い限り、支柱は必要ありません。
また、鉢植えでも栽培可能ですが、なるべく大きめの鉢を選び、2年に一度植え替えが必要となります。

[剪定・整枝]
放任して育てても自然に樹形が整うため、剪定は必要ありません。
7~8月頃には花芽を形成しているので、夏の剪定は花芽を切ることになるので注意が必要です。
込み入った枝を間引く場合は、花後すぐに行うことが大切になります。

[肥料]
1~2月頃、寒肥として株の周囲に完熟堆肥+鶏糞を混合させたものをすき込みます。

[病害虫]
病害虫の発生はほとんど無く、かつ剪定の必要も無く、たいへん育てやすい樹木です。

落葉後すっかり寂しくなった庭に、ひときわ目立つ真っ赤な実。
晩秋から色づき始めたクロガネモチの実は、早春までの長い間、
私達の目を楽しませてくれます。
雌雄異株。本来、東北南部以南で栽培可能な常緑樹ですが、厳冬の北陸では新芽が開く直前に前年葉が全て落ちます。
 
科名 :モチノキ科の常緑高木
樹高 :10~20m
花期 :5~6月
実熟期:11~翌年2月
 
 
 
[植え方]
別名:フクラモチ、フクラシバとも呼ばれるクロガネモチは、同属のモチノキとともに、
庭の主木として古くから用いられている樹木です。その年に伸びた枝と葉柄が
黒みかがって見えることから、黒鉄黐の名が付きました。雌雄異株ですが、数キロ先の
雄株ともよく結実し、11月頃雌株は直径6mmほどの球形の実を赤熟させます。また、
クロガネモチは本来常緑樹なのですが、富山県では翌春新芽が動き出す直前、古葉を全て落とします。

樹高10~20mとたいへん大きく成長します。
日なた又は半日陰の単植できる広いスペースに、大きめの植え穴を堀ります。
湿度の高い土壌を好むので、完熟堆肥又は腐葉土をたっぷりとすき込み植え付けます。
根の活着を良くするために必ず支柱をします。

幼苗を購入した場合、しばらくは鉢植えでも栽培可能ですが、なるべく大きめの鉢を選び、
いずれは庭への移植が必要となります。
鉢植えから→庭へ、庭から→庭へ、クロガネモチを移植すると、移植後に葉を落とすことがあります。

[剪定・整枝]
自然の樹形を楽しむために、強い剪定はせず放任して育てます。
伸びすぎて樹形を乱す枝は、2~3月頃に枝元から切り落としますが、
冬期間に剪定をすると雌株の場合、花芽も切ることになります。

[肥料]
・冬と秋の年2回、実付きを良くするために、株の周囲に丸く溝を堀り、
鶏糞+骨粉を混合させたものを埋め込み、根の周りを完熟堆肥でマルチングします。

[病害虫]
クロガネモチは病害虫の発生が少ない樹木ですが、樹勢が衰えるとカイガラムシが大量に発生することがあります。孵化したばかりの幼虫は、スミチオン等の薬剤散布。
成虫になり殻を形成すると、薬剤は全く効果が無いので、樹幹をブラシでこすり剥ぎ落とします。

枝先から長く伸びた花穂が風に揺れ、言い知れぬ香りを放つブッドレア。直径1cmほどの小花が密生した円錐形の花序は、初夏から錦秋まで美しく咲き続けます。
中国原産。明治中期に渡来し、放香に誘われて蝶が集まることから、別名「バタフライブッシュ」とも呼ばれています。
自然の樹形を楽しむブッドレアは、イングリッシュガーデンに欠かせない人気の樹木です。
 
科名:フジウツギ科の落葉低木
樹高:1~2m
花期:7~10月
 
 
 
 
[植え方]
直径1cmの小さな花が集まり、長さ20cmほどの大きな房状の花を初夏から秋まで、次から次へと開花させる
ブッドレア。甘い香りを放つので、気付くと蝶が留まっています。
花色は淡紫色が一般的で、その他に白色・濃い紅紫色・ピンク色などの園芸品種があり、
イングリッシュガーデンのワンポイントに欠かせない樹木です。樹高は2m程度ですが、細かく分岐した枝先に
花芽を付けるので、なるべく単植とし自然の樹形を楽しみます。北海道を除く地域で栽培可能です。

日当たりの良い肥沃な土地で、且つ単植できるやや広めのスペースに、大きめの植え穴を堀ります。
その植え穴に、完熟堆肥又は腐葉土をたっぷりとすき込みます。
根が粗いので、ポット苗の場合はなるべく根鉢を崩さないように、注意して植え付けます。
よほど風当たりが強い場合を除き、支柱は必要ありません。

鉢植えでも栽培可能ですが、生育が非常に早く、小さな鉢では水切れによる水枯れを起こしやすいので、
大きめの鉢を選びましょう。初夏から秋にかけての生育期間中、朝夕2回の水やりが必要です。
庭植えの場合も、植栽後しばらくは灌水を行い、夏は1日1回たっぷりと水を与えます。

[剪定・整枝]
自然の樹形を楽しむためにも、あまり剪定はせず放任して育てます。
ただし、大きく伸びて邪魔になった枝を強く切り詰めたい場合は、3月上旬頃に行います。
冬期間の剪定は、花芽も切ることになるので、注意が必要です。
また、開花中は花がらを早めに摘み取るようにすると、株の消耗を防ぎ次々と綺麗な花を咲かせてくれます。

[肥料]
・寒肥として落葉後、株の周囲に丸く溝を堀り、完熟堆肥と鶏糞を混合させたものを埋め込みます。
・6月、根元に化成肥料を適量ばら蒔きます。

[病害虫]
春から秋にかけて、カミキリムシの幼虫であるテッポウムシが、幹から侵入することがあります。
テッポウムシが樹幹内に侵入すると、株のまわりにの土に幼虫の糞が排出され、小さなおがくずの山のように見えます。成虫のカミキリムシを見つけたら捕殺。幹に産んだ卵を見つけたらつぶし、小さな穴と虫糞を見つけた場合は、ダイアジノンを適量注入して中の幼虫を殺します。

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