グラウンドカバーにもなる宿根草
色々あるグラウンドカバープランツの中から、いくつかご紹介致します。
まずはヒメイワダレソウ。
土手の法面や田んぼの畦に使えるほど繁殖力があります。
品種改良されたクラピアやあわじ花マットが有名です。ポットで植えた年でもかなりの範囲が埋まります。
広い範囲を芝生以外で埋めたいという方に向いています。
ふかふかで踏圧に強く、可愛い小さな花も咲き、子供さんが素足で遊ぶのに最適です。
ただし狭い場所や広がっては困る場所がある場合は、広がり過ぎて芝生以上に管理が大変になるのでおすすめしません。
北陸の冬は地上部が枯れます。
続いてエリゲロン。
丁度今が花ざかりです。写真だとわかりにくいのですが、白とピンクが混ざって咲き、風で揺られると可愛いです。
結構ど根性で、土質を選ばず根を張ります。大きな範囲を埋めるのには適さず、狭いスペースを埋めるのに用います。
冬は地上部が枯れます。
最後はホスタ。ホスタ=ギボウシは、海外から沢山の品種が入ってきました。
人気はやはり大葉ギボウシ。最近は幅1mの特大サイズがあります。
耐陰性があり、半日陰、日陰でもOK。シダ以外でなかなか日陰に植えられる植物が無いので助かります。
木の根元や小道のボーダーに、大小数種類植えると引き締まります。
欲をいえば、花がイマイチの薄紫色か白色なので、これで赤色でも咲いたらと思います。
ホスタの大きな葉の下に他の宿根草を植えても、日が当たらないので枯れてしまいます。
私はルリタマアザミで失敗しました(涙)。
最初は小さな株なのでうっかりしがちですが、お気をつけ下さい。
寒くなり葉がしおれたら、根元から切り取って下さい。地上部が枯れます。
(Yukie)