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ドウダンツツジ(灯台躑躅)

パッと目に入る色鮮やかな紅葉のドウダンツツジ。春にはスズランに似た白い花を咲かせます。
名前の由来は、分枝の形が宮中で用いた結び燈台又は燈明台の脚に似ていることから「トウダイツツジ」と名付けられ、後に転じて「ドウダンツツジ」になったと言われています。
もとは本州・四国・九州のごく限られた山地(主に蛇紋岩地帯)に自生する固有種。
紅葉が美しく、萌芽力があり、自在に刈り込みに耐えることから、明治から広く栽培されています。
 
科名:ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木
樹高:1~2m
花期:4~5月
 
 
 
 
[植え方]
葉の芽吹きとほぼ同時に、壺型の白い小花を枝先に咲かせます。
秋の紅葉も美しく、庭木や生け垣として全国どこでも植えられているポピュラーな落葉低木です。
ドウダンツツジ属は東アジアで約10種確認されていて、日本には近縁種として「サラサドウダン」
「ベニサラサドウダン」「シロドウダン」「ベニドウダン」「アブラツツジ」「ツクシドウダン」
「カイナンサラサドウダン」が分布しています。北海道から沖縄まで植栽可。
日なたで排水の良い肥沃地を選んで植えます。根鉢より大きめに掘った植え穴に、
完熟堆肥又は完熟腐葉土をすき込み、やや高めに植え付けます。支柱は必要です。
ドウダンツツジは水分を欲しがる樹木です。特に初夏に植栽した場合は、
水切れを起こさないよう気をつけて下さい。水不足を起こすと葉先がだらりと下を向きます。
たっぷりと灌水し、堆肥又は腐葉土を根元にマルチングして夏の乾燥から防ぎます。

[剪定・整枝]
来年も開花を楽しみたい場合は、6~7月頃に刈り込みます。
秋以降の刈り込みは花芽も一緒に切ってしまうので、注意が必要です。

自在に刈り込んでも萌芽力が強いので、玉仕立てや円錐形、生け垣やトピアリーなど
様々な用途に利用できます。自然樹形の場合は、剪定や整枝は特に必要ありません。

[肥料]
2月と9月頃、根元に化成肥料を適量施します。

[病害虫]
株の根元にテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)が入ることがあります。
7月中旬が成虫発生のピークなので、時折おが屑状の糞が地面に積もってないか
(侵入した穴は小さくて非常に見付けにくいですが、円錐形に積もった
おが屑状の糞は結構分かりやすいです。)チェックして下さい。

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